社畜工場奴隷が仕事辞めて住所不定無職を極める話 - 風来のニート〜元住所不定無職ガチ勢の日常〜Re:ゼロからはじめるコーヒー屋編

はじめまして。

おがわです。よろしくお願いします。

私は去年10年続けた自動車の部品工場の仕事を辞めて
その反動で海外を放浪しています。

具体的な目的はありません。
ただ、テレビや本、ネットで写真を眺めるだけだったあの場所、あの街に
自分の足で行って、自分の目で見て見たい。
そう思っただけ。それだけです。

このブログではそんな旅行に関する記事や、
私が好きな趣味を中心に書いていきたいと思います。

拙い文章ですがお付き合いいただけたら嬉しいです。

そもそもなぜ社畜になったの？

これは社畜業界全員に言えることで、もはや社畜あるあるなのですが
気がついたら社畜になっていました。（笑）

私は高校卒業と同時に就職しました。
当時はリーマンショック前で景気が徐々に良くなりつつあった時期で
あまり高卒採用をしないような企業が募集をちらほら出していました。
私もそのチャンスをなんとかモノにし、大手自動車部品メーカーに就職が決まりました。

私は中学から高校卒業後の進路選択の時点で特にやりたいことや
なりたい職業もなく、勉強も苦手だったため
この就職自体は
〜俺の奇妙な人生〜第二部　社会人編
の最高のスタートだったように思います。

親が勧めた企業への就職。
これから安定した仕事で安定した人生を送って
25歳で運命の人と出会って、30歳くらいまでに結婚して
お嫁さんと子供と幸せな生活を送るんだ〜
とか能天気に考えてました。

現実がそんなスイートコーンみたいに甘いワケがねぇ

仕事や職場に少しずつ慣れた頃
あの有名なリーマンショックが起こります。
これにより自動車産業は円高による大ダメージを受けます。
当時は出勤しても仕事がなかったり、有給で強制的に週休3日の
日々がしばらくつづきました。

そして2011年の忘れもしない東日本大震災。
仕事にも影響がありました。

しかし、私たちが恐れたのは、今仕事辞めたら
学歴もない自分たちを雇ってくれる企業は無いだろうな。
という再就職に関する不安でした。

自分だけ仕事ができなかった

職場に慣れてくると仕事もライン作業から
マシンオペレーターへとステップアップしていきます。
同期はどんどん新しい仕事を覚え、先輩たちと一緒の
仕事を任されるようになりました。

しかし私は先輩に仕事を教えてください。と言い出せず
教えてもらう機会をもらっても失敗ばかり。
普段はライン作業に入るため毎日マシオペの仕事ができず
教えてもらっては忘れるを繰り返して作業がなかなか身につきませんでした。
あ、メモとか取ってましたよ。もちろん
でもいざという場面で出てこないんです。

そしてマシオペの仕事をするとトラブルを起こし
先輩に迷惑をかけたり怒られるという負のスパイラルに陥り
ライン作業に従事していればいいや。という発想になります。

しかしライン作業は長時間立ちっぱなしで作業もキツく
時間、寿命をお金に替えるだけの日々という感覚に悩むようになりました。

ようはぶっちゃけ仕事クソつまんなかったんですわ。

そしてとうとう私は仕事を辞めるその日まで
メインでマシンオペレーターを任されることはありませんでした。