風来のニート〜元住所不定無職ガチ勢の日常〜Re:ゼロからはじめるコーヒー屋編

プチ潔癖+心配性の元社畜がノリと勢いで世界一周した話、ダイビング、ギター、イラスト、サバゲー、趣味と仕事と生き様について語ります

北海道を振り返る


オラ アミーゴ
俺やで!


コロナにヤラレました。
症状落ち着いてきたので先月の大冒険を端的にまとめておきます。
7月3週間北海道に行ってました。
バイクは天候に左右される上、初のバイクキャンツー長旅というなかなかに高いハードルをひょいとくぐって安全に走って帰ってきたので
感じたことをまとめます。

自分のバイクで北海道へ


バイク乗り憧れの地 北海道
個人事業主超奥義、1ヶ月休みにするという荒技を駆使して行ってきました。

今回は自分のバイクで行くため1ヶ月程準備したかな
キャンプツーリングのため、テントやバイクのキャリア取り付け、ホムセン箱調達等
世界一周の荷造りノウハウ『持ってく物は必要最低限、足りないものは現地で買う』のおかげで箱ひとつに収めました。
高いキャンプ道具買えばもう少し荷物コンパクトにできたかも

北海道上陸には茨城、大洗から苫小牧までのフェリーを使いましたよ

ルート

苫小牧→帯広→旭川稚内→知床→根室→釧路→襟裳→千歳
いわゆる時計回りで最北、最東、最南をかすめて走るルート

走って感じたこと1  最高の走り体験


道が広く、自然が溢れる北海道は走っていてとにかく気持ちがいい。
どこまでも続くまっすぐな道を走っているとワクワクするし、牧場の匂いや畑の匂い、海の匂いと鼻がとっても忙しい。
そして距離感がバグり倒す。
毎日200km近く走るからなんかもう、片道2時間とか近く感じてくる。
というかそれすら楽しいのだ。だって北海道だから。

走って感じたこと2 最高の飯


とにかくどこで何食っても美味い。海鮮なんて何食べても本当に外さない。
しかも各町それぞれに美味しいものが溢れてる!
釧路で食べたハモ丼は一生忘れない。
ローカルコンビニ、セコマもとにかく美味い。
ホットシェフという店内調理のお弁当などを提供しているサービスが最強すぎる。
道産のジャガイモを使用した甘い揚げ芋と唐揚げ、ビールがあれば優勝できるのだ。
セコマのおかげで本当に飯に困ることなく北海道を走れた。

走って感じたこと3 旅人に優しい土地


日本でこれだけ旅行者に優しいと感じた場所は初めてだと思う。
一泊1000円前後で雨風を凌げるライダーハウスや500円前後から無料で利用できるキャンプ場。
場所によっては無料で利用できるライダーハウスもあるらしい。
朝起きて、行き先を決めて、宿を予約する。そんな世界一周しているときのような風任せの旅が日本でできるなんて思ってもみなかった。
だからすごく居心地が良かったです。




走って感じたこと4  最高の出会い


夏の北海道にはいろいろな人が集まる。
バイクや自転車で日本一周を掲げる猛者や、仕事をやめたタイミングで束の間の休息を楽しむ方まで状況はいろいろ。
だけど、バイクなんて荷物も載らない、雨に濡れる不便な移動手段で来てる人たちがどんな人か予想してみて欲しい。
変態でしかない。

そう、変態でしかないのだ。


ごほん…極端な言い方だけど、わたしはあながちそう思ってる。自分自身含めてね。
そんなひとたちが面白くない訳がないじゃないですか。
ライダーハウスで、ゲストハウスで、キャンプ場で出会った人たちはお話すると本当に楽しくて時間をわすれて話をしました。
そして嬉しいんですよね。
この荷物も載らない、雨に濡れる、支えないと立っていられない不便な乗り物が好きなひとたちとこんなに出会えることが。

そして北海道の人たちは優しい。
観光客慣れしているというのもあるだろうけど、なんかこう、距離感が程良くて居心地が良かった。


この旅で感じたこと


あぁーーーーーー、俺やっぱこっち側の人間だわ。
世界一周程度じゃおなかいっぱいにはなれなかったんだ。
好きなときに好きなところへ行って、好きなものを食べて好きな時間に寝る、最高に満たされた時間。
旅の中では自分の選択が自己責任であることをすごく実感できるのがなんだか楽しい。
数秒先もわからない未来、目の前のひとと話したことによって変わる行き先。
広くてひたすら真っ直ぐな道を走りながら何度も最高の贅沢だ!と叫んだ。


今後、キッチンカー で全国の許可を取得しながら全国を回る旅に出たい。
そしていつか静岡に全国から旅人が訪れるCafe &hostelを作ろうと思う。

そのために今できることをがんばりたい。


小川がお送りしました!